福祉用具専門相談員の仕事内容
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仕事にやりがいを感じる時は
利用者さんやケアマネジャーの「ありがとう」や「頼りになる」という言葉で自分の仕事が役に立っていると感じ、社会貢献に少しでもつながっていると感じた時です。
一番うれしかったエピソードは
一人暮らしの利用者さんが運転免許を返納し、行動範囲が狭くなり、唯一の楽しみである買い物ができなくなっているという相談がありました。
私は電動車いすを提案し、それによって利用者さんの行動範囲が広がり、楽しみであった買い物にも行くことができるようになりました。
自分自身の力で出来る事が増え、元気を取り戻しておられる姿を見てうれしくなりました。
福祉用具専門相談員として大切にしていることは
利用者さん一人一人に適した住環境整備をご提案できるよう、日々、経験や知識を活かしていくことが大切だと思います。
利用者さんと接する時に気を付けていることは

事務的で四角四面ではなく、話しやすく、笑顔の絶えない会話によって、利用者さんを元気にするような接し方ができるよう気をつけています。
業界に入ったきっかけは
大学が福祉系の学部であり、営業職にも興味を持っていたため。
新人の時代から今までを簡単に振り返って先輩とのエピソード/自分の成長に繋がった出来事/自身の行動など
私が新人時代に体験したケースで、歩行困難な利用者さんが、安全に外出するために、どのように環境整備を提案するべきか悩んでいることがありました。
知識や経験がまだまだ不足していた私は、先輩やメーカーさんに相談し、色々と教えていただいた結果、車いすやリフトを提案するに至り、利用者さんは安全に外出ができるようになりました。
この経験から、仕事はたくさんの人や仲間との協力で成り立っており、自分一人だけで抱え込んではいけないと実感しました。
今は私にも後輩がたくさんできました。私の経験を後輩達に知ってもらうためにも、私自身が“相談しやすい先輩”でいる必要があると考えています。
モットー(座右の銘)は
社会貢献
なぜそのモットー
福祉用具による住環境整備によって、利用者さんやその家族の負担軽減を図り、高齢化社会の現状に少しでも役に立ちたいと思うため。
1日の仕事の流れ
9:00 出勤・出発準備

- 1日の予定確認や書類の確認
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物流センターで手すりやシャワーチェア、ポータブルトイレなど、当日に必要な福祉用具を営業車へ積み込み。
ベッドやリフトなどの大きい商品は、配送スタッフが現地まで運んでくれます!
営業車で移動
10:00~11:30 利用者さん宅・ケアマネジャー事務所など訪問
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利用者さん宅で【相談・納品・引き上げ】
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手すり、シャワーチェアを持参し、商品をご説明。
利用者さんの身体状況や生活環境に適合した手すりやシャワーチェアを納品。 -
不要になった、レンタルベッドの引上げ。
配送スタッフが、ベッドを持って帰ってくれます。
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手すり、シャワーチェアを持参し、商品をご説明。
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ケアマネジャー事務所で【報告・営業】
- 利用者さんの手すりの使い勝手などの納品報告など。
- 事業所に顔を出してケアマネジャーさんと連携を深めます。
12:00~13:00 昼休憩
14:00~16:00 利用者さん宅を訪問
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利用者さん宅で【相談】
ケアマネジャーさんと同行訪問、提携している工務店の担当者と同行することも。- 住宅改修で手すりの取り付け、開き戸から折れ戸への交換を提案。
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ベッドをレンタルしていただいている利用者さんの家でベッドの使い方を説明。
車いすへの乗り移りが安全に行えるようになり、利用者さん、介助者さんの負担軽減が図れました。
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隙間時間活用【スケジューリング・営業エイドへの連絡】
- 車中で明日以降のアポイント。
- 営業エイド(事務員さん)に、訪問報告書作成依頼。
- 電話対応。
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営業エイドに翌日の書類作成依頼。
営業をサポートしてくれる営業エイドへ事務処理を依頼。帰ってからの事務処理時間を短縮。
17:15~ 荷下ろし・事務処理など

- 物流センターで、持ち帰り品の荷下ろし。
- 翌日の朝が早い出発の場合は、事前に積み込み。
- 書類を確認し、報告書のFAX、日報の仕上げなど。
- 翌日の訪問に必要な書類などの事前準備。